ハウスメーカーや工務店の完成見学会をまわり、
めぐり会ったのが住み家さんでした。
倉庫や工場のような空間をコンセプトに家づくりを開始し、実現したのは、
2人の好きなことを詰め込んだ理想の家です。

玄関ドアを開けると最初に飛び込んでくるのは、広い土間に置かれた夫のバイク。
メンテナンス作業も行える広々スペースです。

カフェバーのようなLDKは、ウォールナットの床が広がる暗めトーンの空間。
ダイニングテーブルを置かずにカウンターで食事をするスタイル。
キッチン後ろの飾り棚にはお気に入りにのグラスやカップを並べました。

私たちは趣味が多く、家づくりのこだわりもたくさんありましたが、
住み家さんの提案がすごく良くて、いつも想像を超えていました。
家のすべてに満足しています。早く帰りたくなる家ですね。

もともと祖父母の家が建っていた場所に新しい家を建てることになり、父の希望で古い梁や建具を生かせる住宅会社を探していました。
住み家さんを選んだ決め手は、古材を活用できることに加え、間取りやコストバランスの良さです。
設計では、父のこだわりである古材の活用に加え、廊下のある家や小上がりを取り入れました。
僕たちは家で仕事をしているので、玄関近くに書斎を設けたのもポイントです。
実際に住んでみると、畳の小上がりで寝転がったり、冬はこたつを置いたりして快適に過ごせています。
祖父母の家の古い梁や漆喰、真壁がつくる雰囲気にも満足していて、遊びに来る友人たちからは「居酒屋みたい！」と好評です。

子どもがのびのびと遊べる自然豊かな場所に住みたいと思い、海にも山にも近いこの土地を選びました。
高台にあり海が見えることから、建物のイメージは西海岸風にしたいと考えていました。
住宅会社を決める際の決め手となったのは図面でした。『庭があって室内から海が見える家にしたい』という希望を住み家さんがうまくくみ取り、提案されたプランはまさに理想的なものでした。
間取りはほぼ最初の図面のままで進められたため、特にこだわったのはインテリアです。
できるだけ木を使いたかったことや、クロスやドアのコーディネートには時間をかけました。
カタログで選びきれない時には、住み家さんが色見本を作ってくれたおかげで、イメージどおりの仕上がりになりました。